AWS監視設定

AWSの監視設定のコツと注意点!

この記事では、セキュリティ監視に欠かせないAWSの設定に際するコツと注意点について簡単ではありますが、
まとめてみました。

設定のコツ

  1. 監視対象を明確にする:AWSには多数のサービスがありますが、全てを監視することは非現実的です。まずは、自社のアプリケーションに必要なサービスを選定し、そのサービスに必要な監視対象を明確にすることが重要です。
  2. 監視項目を設定する:監視項目を設定することで、システムの健全性をチェックし、問題を早期発見することができます。たとえば、CPU使用率やメモリ使用量、ネットワークトラフィックなどの項目を監視することが重要です。
  3. 監視ツールを選定する:AWSには多数の監視ツールがありますが、自社に最適なツールを選定することが重要です。たとえば、CloudWatchやDatadogなどが有名です。
  4. アラームを設定する:監視項目が閾値を超えた場合にアラームを設定することで、問題が発生した場合にすぐに通知を受けることができます。アラームの設定には、メール通知やSlack通知などの方法があります。
  5. 監視ログを保存する:監視ログを保存することで、過去の監視データを参照することができます。過去のデータを参照することで、問題の原因や傾向を把握し、将来の問題を予測することができます。

注意点

  1. 監視項目の閾値の設定:監視項目の閾値を設定する際には、実際に発生することがあり得る範囲で設定することが重要です。閾値を低く設定しすぎると、誤報が多くなり、監視の負荷が増えます。逆に、閾値を高く設定しすぎると、重大な問題を見逃す可能性があります。
  2. 監視の頻度の設定:監視項目の監視頻度を設定する際には、その頻度によってコストが変わることがあるため、必要最低限の頻度を設定することが重要です。ただし、監視頻度が低すぎると、問題を早期発見できない可能性があります。
  3. 監視ログの保持期間の設定:監視ログを保持する期間を設定する際には、自社の要件に応じて設定することが重要です。保持期間が短すぎると、過去の監視データを参照することができなくなります。逆に、保持期間が長すぎると、コストが増えるだけでなく、情報漏えいのリスクも高まります。
  4. 監視対象の変更に対応する:アプリケーションやインフラストラクチャーが変更された場合には、監視対象を変更する必要があります。新しい監視対象を設定することで、問題を早期発見することができます。

以上が、AWSの監視設定において気をつけるべき点です。監視設定は常に最適化される必要がありますので、定期的に見直しを行うことも重要です。

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